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足首から下部分を膝正面より外側に向けない

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膝を正面に向けている状態で、足首から下部分を外側に向けている表現が、美少女イラストとフィギュアの分野で多く見られる。足を外側に向ける場合は、膝も外側に向けて欲しい。
  • 例外として、バレエダンサーは普段の動きの中でも、足首から下部分を膝より外側に向けることが出来る。特殊な例なので、一般人キャラクターを製作している場合は、参考にしないほうが良い。
  • 足を地面に固定していない状態では、足首から下部分を膝正面より外側に向けることはほとんど出来ない。足首から下部分を外側に向けると、同時に膝も外側に向く。膝関節を曲げれば、足首から下部分を膝正面より外側に少しだけ向けることは出来るが、意識して関節を捻らなければならない。
  • モデルやタレントが被写体になっている写真で、足首から下部分を膝正面より外側に向けているポーズをよく見る。カメラマンの要望に応じて少しずつ関節を曲げてポーズを微調整していった結果、足首あたりがキツイ状態になっていると判断する。


サイレントヒル3ヘザーフィギュアは、関節の向きに注意して製作していることが分かる。

製作しようとしている作品のポーズを自身で出来るかどうか、鏡を見ながら試して欲しい。まずはポーズを取ってみて、記憶する。次に、リラックスしている姿勢から、そのポーズを流れるように再現出来るか試してみる。流れるようにスッと出来れば、不自然ではないことを意味する。参考にするイラストが変なことになっている場合は、立体化する時に修正すれば良い。不自然な部分まで、再現する必要はない。


帽子の幅は頭骨の幅と同じ感じに

頭に被っている帽子の幅を頭骨ではなく、髪の毛の脹らみに合わせている表現が、美少女イラストの分野で多く見られる。帽子は、頭骨に合わせて欲しい。帽子の幅を髪の毛の脹らみに合わせていることはつまり、帽子は宙に浮いていて、頭部に固定されていないことを意味する。


肩紐が無いレオタードは背中側を開けてはならない

肩紐が無いレオタードの場合、バストは背中側の生地から強く引っ張ることで動いてもポロリとしないようになっている。ところが、背中側がパックリと開いている表現があり、これではバスト側の生地はペロンと下に落ちてしまう。ドラゴンボールのブルマの場合は、第10話 強盗大作戦ではまともなレオタードになっているが、第11話 フライパン山の牛魔王では、背中がパックリと開いてしまっている


耳の位置は左右対称

耳の位置が左右対称になっていないフィギュアをたまに見る。チェック方法は、首の断面を見るようにして、次に鼻を見る。鼻を基点にして左右の耳を見れば、位置がよく分かる。


銃器や機械はカッチリ硬質

銃器をカッチリと仕上げていないフィギュアをたまに見る。パテや粘土で作っていることが分からないようにして欲しい。

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海洋堂が自費出版したアートプラ1984に掲載された立ち姿のミンキーモモは、ペコちゃんを参考にしている雰囲気がある。あるいは、製作者が無意識にペコちゃんの造形を記憶していたことが考えられる。

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現在はPVC完成品フィギュアや完成度が高いガレージキット等、参考にできる立体物が大量にある。しかし1984年以前は資料は少なく、フィギュアを造形しようとする人にとっては濃い霧の中を進むような状況だった。

例えば1983年、誰もが見て触れて参考に出来た立体資料は、下記になる。
  • キューピー人形
  • 不二家の店頭に置かれているペコちゃん人形
  • タカラが販売したバービー、リカちゃんのドール
  • バンダイが1981年‐~1982年に販売したDr.スランプ アラレちゃんのプラモデル
  • バンダイが1982年に販売したうる星やつらのラムちゃんのプラモデル
  • 今井化学が1983年3月に販売したマクロスのリン・ミンメイ、早瀬未沙、一条輝、ロイ・フォッカーのプラモデル
  • バンダイが1983年8月に販売したミンキーモモのプラモデル
  • 大里玩具が1983年に販売したマクロスのリン・ミンメイのドール
  • クローバーが1983年に販売したダンバインのチャム・ファウのドール
バンダイが1981年に販売したガンダム1/20キャラコレは顔が小さすぎること、そして過去に販売されたキャラクタープラモテル、例えば魔法使いサリー、鉄腕アトム、ジェッターマルス等は店に置いていないことが考えられる為、上記には加えていない。

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1983年にクローバーが販売したダンバインのチャム・ファウは、何かのドールを参考にしている雰囲気がある。タカラが販売した2代目リカちゃんだろうか。

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ゼネラルプロダクツは1983年前期に新井素子メタルキットを販売して、1983年後期から84年前期の間にDAICON3メタルキットを販売した。
メモ 新井素子はアニメやコミックのキャラクターではなく、実際にいる小説家。月刊ウィングス1984年4月号、しげの秀一との対談記事

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模型雑誌ボビージャパンに広告を掲載していたホビーショップ クリームは、1984年にオリジナルキャラクターとして1/12プライベートハンター未来を販売した。

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顔は、何かのドールを参考にしている雰囲気がある。ポピーが販売したキャンディ・キャンディだろうか。デフォルメシリーズとして販売された、高さ8cmのプライベートハンターみきちゃんは、アニメ顔が少しレベルアップしている。

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オリジナルキャラクターの LADY CHASER は、メーカー名、販売店、製造年は分からない。フィギュアの高さは11.8cmあり、1/12サイズくらいになる。

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フィギュアの造形に慣れていないのか、頭部の左右対称チェックをしていない。

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海洋堂の風見悠が製作した座り姿の1/6ミンキーモモは、正面から見ることに限定している。横方向から見ると、違和感がある。
メモ アートプラ1983の広告に記載があるのが、この品だろうか。

海洋堂が1984年3月に販売した1/4ナウシカは、今池芳章が製作した。

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大きなアニメフィギュアは、1984年時は珍しかった。

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海洋堂は、1984年あたりから急成長した。集団でいたことで、良い造形ノウハウを入手出来たことが考えられる。ボーメは1983年にうる星やつらのラムちゃんを製作して、白井武志は1984年に銀河漂流バイファムの1/8マキ・ローウェルを製作した。どちらも理想的な形になっていて、同時期の他のメーカーよりも数歩前を進んでいた。








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1/6ジャンボフィギュアシリーズ

ツクダホビーが1984年から販売した1/6ジャンボフィギュアシリーズは、模型界の黒歴史とも言える珍事だった。模型店で販売されている接着剤や塗料は、フィギュア表面にガッツリとは密着しない特徴があった。


塊状のパーツがゴロゴロと入っている為、オークションサイトや一般店ではガレージキットとして販売しているが、完成品PVCフィギュアと同じく射出成形で生産したプラスチック系フィギュアであって、ガレージキットではない。

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材質は、27cmドールで使われるカチューシャに近い感じがした。27cmドール用カチューシャをカスタムしようとアレコレ悪戦苦闘して処分したのだが、しばらくして、1/6ジャンボフィギュアシリーズに似た感触、性質だったことを思い出した。
メモ PVCポリ塩化ビニル系ではなく、PPポリプロピレン系らしい。

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メガゾーン23のキャラクターも販売された。商品企画は、ガレージキット的だった。

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ジャンボフィギュアリミテッドシリーズとして、夢次元ハンターファンドラが、1985年にガレージキットとして販売された。レジン素材で売れるかどうかのテスト販売だったことが考えられる。もしファンドラが短期で完売すれば、以後、1/6美少女シリーズはレジン素材になっていたことも考えられる。

ジャンボフィギュアシリーズリミテッドとして、アリオンのレスフィーナがレジンキットとして販売された。ファンドラと同じく、テスト販売だったことが考えられる。パッケージは1/12メタルコレクションシリーズと同じように、白黒印刷が箱に貼ってある簡易な作りになっていた。フィギュアの服はドール方式で布になっていて、かなりダサかった。

1/6ジャンボフィギュアシリーズに対してクレームがあったのか、あるいは小売店からの発注が減ったのか、No.46パズー、No.47シータ、、No.48音無響子は、スラッシュ成型で生産した普通のソフトビニールキットになっていた。

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その後もツクダホビーからはソフトビニールキットは販売されたが、パッケージからはジャンボフィギュアシリーズの表示は消えていた。


もう1つの黒歴史

ジャンボフィギュアシリーズには、もう1つの黒歴史があった。

1/4ナウシカが、海洋堂が販売した1/4ナウシカと同じようなバランス、ポーズになっていた。何かの契約が2社の間であったことを予想していたが、ツクダホビーが無断で製造販売していたことが海洋堂クロニクルの99ページに記載されていた。
メモ メーカーから原型製作を任された個人が、コピーしてアレンジした物をメーカーに渡したことも考えられる。メーカーの担当者が海洋堂商品に詳しくない場合は、詐欺は見抜けない。実際に、こうしたトラブルは発生している。


ツクダホビーが販売したガレージキット

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ツクダホビーがレジンで製造した品は、ジャンボフィギュアシリーズの夢次元ハンターファンドラとレスフィーナ、小さなサイズで1/12スターウォーズのウィケットW.ウォリック、1/12風の谷のナウシカ 休息、1/20風の谷のナウシカ トルメキア装甲騎兵 突撃、1/12ターミネーターがある。スターウォーズのウィケットW.ウォリックは、ガレージキットメーカーのSCOOPが製造したキットを使っていた。

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生産は、他社ガレージキットメーカーが行っていたことが考えられる。ニッシリが販売したプラキャストを使っていて、品質はガレージキット黎明期に海洋堂が販売したキットと同じ感じで荒かった。


紙製のウォーゲーム

ツクダホビーはウォーゲームを積極的に製造していた。

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パッケージの雰囲気は素晴らしいが、中身はチープだった。








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エイリアン ホワイトメタルキット

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1982年頃に、版権元との契約はしないで製造販売した。小澤勝三が経営するオズ・ショップ他、ポストホビーや各地の模型店で買うことが出来た。

MPCが販売したプラモデルを造形時の資料にした感じがあり、組み立てるとポーズは同じようになる。2013年に海洋堂が販売したカプセルQエイリアンに近いサイズになっていて、カプセルQのほうは足を長くしている分、身長が高い。


ランカー ソフビキット

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スターウォーズに登場するランコアだが、上記エイリアンと同様に、版権元との契約はしていなかった。版権元からの警告を予想して、下記の工夫があった。
  1. パッケージには「ランカー・モンスター」「宇宙」「made in KOREA」とあり、パッケージから得られる情報は少ない。
  2. 開封して説明書を広げることで、オズショップが販売したことが分かるようにしていた。
  3. 説明書には「本体は輸入品の為、部品不足、整型不良以外の返品は固くお断り致します。」とあり、日本製ではないことを説明していた。
この時代は洋画キャラクターは版権元との契約は難しかったのか、あるいは面倒だったのか、個人ガレージキットメーカーだけではなく、東宝、円谷、東映等と契約して製造したガレージキットメーカーも、洋画キャラクターは版権元との契約はしないで販売した。その一部は、ポストホビーや一般模型店、通販で買うことが出来た。バンダイが1982年に販売したプラモデルDr.スランプ アラレちゃん ロビーアラレも、(C)MGM/UAは記されていなかった。

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組み立てると、高さは16cmになる。かなり柔らかいソフトビニールで製造していて、パテは使えない。ソフトビニール専用塗料のみを使い、玩具的に仕上げれば長持ちする。

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約30年前のポストホビーでこのキットを初めて見た時の第一印象は、えっビリケン商会の新商品?! だった。

これらの無版権キットをポストホビー津田沼店を使って販売していた頃に、小澤勝三が同店のレジカウンター内に立っていた。雑誌ホビージャパンに掲載した作例も販売して、模型雑誌掲載時のペンネームで小沢勝三(ヒゲの怪人)を名乗っていた。ポストホビーでは、ヒゲのプラモ怪人ではなく、ヒゲの怪人だった。
メモ 月刊モデルグラフィックス1984年11月号では、本名 小澤勝三になっていた。


ドラゴンガール リュディ レジンキット

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ドラゴンをセットにしたDX版12000円と、フィギュア単体版3000円があった。DX版は、集英社が1981年に販売したコミック、コブラ第7巻の表紙から着想を得ている感じがある。

ドラゴンは、角先から尻尾まで直線で測って、22cmある。ドラゴンのパーツに緑色のレジンを使っていて、バンダイが1982年に販売したプラモデル、Dr.スランプ アラレちゃん ファンタジードラゴンみたいな雰囲気がある。

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ビキニ女戦士は、肩アーマーを着けて、剣を所持している。

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ドラゴンをセットにしたDX版を1984年12月頃に販売後、フィギュア単体版を販売した。フィギュア単体版の販売時期は不明だが、薄いパーツが綺麗に複製出来ていて、DX版の販売から2~3年は経っていることが考えられる。ビキニの上に、プラモデルみたいなワンピースを着せることが出来る。

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組み立てると、高さは13cmになる。OZ mark II と S.Sakaguchi が原型を製作して、ガンダムに関連するコミックで活躍しているときた洸一が、鴇田洸一の名でキャラクターデザインをした。








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レジン樹脂を製造販売していたメーカーが、1980年代前期にレジンキットを販売した。

パッケージと説明書には(株)土筆レジンクラフト研究所と、ジャパン・レジンクラフト(株)の2社が記載されていた。
  • 土筆レジンクラフト研究所は親が経営して、ジャパン・レジンクラフトは子が夫婦で経営した。
  • 土筆レジンクラフト研究所が生産を担当して、ジャパン・レジンクラフトが企画と営業を担当した、と考えられる。
  • ガレージキットと、レジンガレージキットという言葉に商標登録したが、模型分野からは撤退した為、現在はフリーになっている。
  • 学生が原型を製作した。
土筆レジンクラフト研究所の経営者と1分ほど話をしたことがあり、その時に学生が原型を製作したことを知った。その学生が全商品を製作したのか、あるいは他にも製作した人がいたのかは分からない。その時は、質問することを思いつかなかった。

チェストバスターとスペースバーミン(フェイスハガー)とM.M.(マリリン・モンロー)は、版権元との契約はしないで販売した。

1983年4月に発売されたチェストバスターは、映画エイリアン1作目の横方向からのシーンを参考にして、造形した感じがある。このキットを販売した時代は良い資料は公開されず、その為に表面ディテールは少ない。

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パッケージに貼られた、版権申請中のシールが笑える。この状態で、全国の模型店で販売された。また、追加販売分は版権申請中のシールを貼らないで販売した。

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版権申請中のシールが貼ってあるパッケージは、価値がある。ガレージキット黎明期とはどんな感じだったのか?が説明しやすい。

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コナミが2003年に300円で販売したSFムービーセレクションの着色済みチェストバスターのほうが出来が良い。

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M.M.は、パッケージに使っている写真がヤバイ。

例外として、007ジェームズ・ボンドは版権元と契約していて、パッケージの下側に小さく版権表示がある。版権シールが貼ってある品と、貼っていない品があるが、理由は分からない。ホビージャパン1984年7月号に改造作例が掲載されて、その中のネバーセイ・ネバーアゲイン作例はポストホビー津田沼店で販売された。

新体操は組み立てると高さは24.5cmになり、存在感がある。表面は荒いが、こうした表現方法は彫刻分野にはあり、銅像のように塗装すれば良い感じになる。左腕の肘と手首の関連が良くない為、手首を切り離して、向きを変えて接着する必要がある。

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新体操のパッケージはエアブラシを使えるイラストレーターを雇っていて、費用がかかっている。

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オリジナルでセクシー系シリーズも販売した。

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アニメ顔を立体で表現するのに、苦戦した感じがある。マントはバキュームフォームになっている。

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池袋地区でガレージキットの発展に貢献した模型店は、ホビースポット・ユウだった。池袋駅東口のこの辺りにあり、後に池袋駅西口の立教大学近くの地下1階に移動した。ガレージキット黎明期は委託販売らしきことも行っていて、版権元との契約はしていないキットも、普通のビニール袋に包んで販売していた。ウィンドーには、完成状態のビリケン商会のゴジラを並べていたような記憶があるが、キットを販売した様子は思い出せない。25年~30年前の細かな状況は、記憶から消えている。

オリジナルキットも販売した。TBSの版権証紙が貼ってあり、1985年前後に販売したと考えられる。

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  • ウルトラホーク1号の横幅は、2003年にバンダイが販売したウルトラマシン・クロニクルと全く同じになっている。ただし長さは12cmあり、ウルトラマシン・クロニクルよりも1cm長い。
  • ベータ号の後部には、手作業で真鍮棒2本が埋め込まれている。
  • ベータ号とガンマ号の中央にある薄い板は、プラ板を使って自作する必要がある。1985年前後の各ガレージキットメーカーは、薄いパーツを綺麗に複製する技術は無かった。海洋堂も、薄い板や剣は、プラ板で自作する方法になっていた。
  • プラモデルメーカーのエルエスが製造したベースがセットされている。








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海洋堂 デフォルメ半魚人

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今池芳章が製作したディフォルメ半魚人で、1982年か1983年に販売した。大アマゾンの半魚人に登場するギルマンだが、版権元との契約はしていない為、キャラクター名はシンプルにしていた。

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原型を鋸で分割して修復せずに複製した為、組み立て時は削れた鋸の厚み分をうまく造形する必要があった。

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海洋堂 スティーブウォンの半魚人

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ドラキュリアンに登場するギルマンだが、版権元との契約はしていない為、造形家のスティーブ・ワンが製作したオリジナルのように見せていた。このキットの原型を製作したスティーブ・ワンは、映画で使用したギルマンスーツを製作した。

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重いパーツと細いパーツを1つのビニール袋に入れた為、新品でも破損していることがある。

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昭和期に販売された小さな恐竜プラモデルは、どれも安っぽい雰囲気があり、全く興味がもてなかった。しかし不思議なことに時が経てば昭和レトロとして、楽しめるようになった。組み立てると魅力が失せる為、未開封の状態で見て楽しむようにしている。

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1980年代後半期には、海洋堂が小さな恐竜レジンキットを販売した。海洋堂の渋谷第一ギャラリーで販売されたキットを見て、プラモデルの時代は終わったな、等と考えた。

ところが、ハセガワが1997年に販売した小さめサイズの恐竜プラモデルを最近知り、その出来の良さに驚いた。プテラノドンの腹と太股部分は、鳥の丸焼きをイメージさせる柔らかそうな丸みがあった。

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ハセガワが販売したプラモデルと、海洋堂が販売したレジンキットは、企画が似ていた。販売価格から各恐竜のサイズが決められていて、そして偶然の一致なのか、サイズも同じようになっていた。

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ところで、ハセガワが販売したティラノサウルスは、実はティラノサウルスではない。パッケージに掲載されている完成写真を見ての通り、アロサウルスになっている。アメリカの玩具メーカーHASBROも、映画ロストワールド ジュラシック・パーク商品として、1997年にアロサウルスのフィギュア DINO-DAMAGE MEDICAL CENTER WITH BATTLE-RAVAGED ALLOSAURUS AND REJUVENATION LAB! を販売した。映画ロストワールド ジュラシック・パークにアロサウルスは登場しないが、企画段階では登場する予定はあったような感じがする。しかし後に登場しないことが分かり、ハセガワはアロサウルスをティラノサウルスとして販売することを決断したような感じがする。

アロサウルスに関連して、アオシマ文化教材社が販売した恐竜メタルキットのエンシェント・モンスターズに、アロサウルスがある。

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アロサウルスは、高さ6.4cm、デイノニクスは高さ4.2cm、サーベルタイガーは高さ2.6cm、スケールは統一していない。トイストーリーに登場するグリーンアーミーメンのような円形ベースが付いていて、裏側には恐竜の名が彫られている。アロサウルスの首部分の捻りは、荒木一成が製作したアロサウルスを参考にしていることが考えられる。

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キットに付いているアンケート葉書の郵便番号は5桁になっていて、1998年以前に販売したことが分かる。デイノニクスは羽毛が無い旧解釈版を造形していて、カプコンが2000年に販売したディノクライシス2のヴェロキラプトル設定画に似ている。2作品とも、1991年に出版された DINOSAUR! を参考にしていることが考えられる。








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西洋のプレートアーマーと剣



西洋の全身プレートアーマーは動きがモタモタするイメージがあるが、スピーディーに動くことが出来る。ただしかなりの重量がある為に、疲労は早い



重量がある物がヘルメットにヒットすると、衝撃がモロに頭に届いてしまう。



昔の西洋の剣は、刃の部分を素手で握っても、手をスライドさせなければ切れない。戦場で全身プレートアーマーと対戦することになった兵士は、剣を逆さに持ってヘルメットを狙うこともしたらしい。



戦いは、盾も武器として使い、キックや投げもある。


オーロラ製のプラモデル

1950年代後期にプラモデルメーカーのオーロラは、騎士をテーマにしたブラックナイト、ブルーナイト、レッドナイト、シルバーナイト、ゴールドナイトを発売した。
メモ レディバードブックが1970年に出版した児童用図書グリフィンパイレーツストーリーズから着想を得ていることが考えられる。ブラックパイレーツ、ブルーパイレーツ、グリーンパイレーツ、レッドバイレーツが登場する。
メモ ブラックナイトの台座の裏側には1958年の表示がある為、1958年から販売開始したことが考えられる。カタログでは、1956年版はシルバーナイトのイラストが掲載、1957年版はブラックナイト、ブルーナイト、シルバーナイトの完成見本が掲載、1958年版はイラスト1点のみの掲載、1959年版は全5体のパッケージイラストが掲載された。

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パッケージは、1962年生産分まではオモチャのような雰囲気にしていて、1964年生産分からはドラマ性を感じさせる、雰囲気があるイラストに変更になった。

2010年~2011年に、レベルがモノグラムブランドでブラックナイト、レッドナイト、ゴールドナイトを再販した。








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スペース・ウォリアーズは、1981年にAIRFIXが販売した。

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トイストーリーに登場するグリーンアーミーメンと同じく、PVCに似ている素材を使っている。改造が出来ず、プラモデル専用塗料は剥がれてしまうが、何十年経っても細い部分は破損しない良い点がある。



同社が販売したHO/OOシリーズも、グリーンアーミーメン様式になっている。

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HO/OOの表示が大雑把すぎて面白い。アメリカのHOスケール=1/87スケールと、イギリスのOOスケール=1/76スケールを意味していて、「細かなことは気にするな」というエアフィックス側のメッセージが含まれている。

HO/OOシリーズの一部は、現在は1/72シリーズとして販売している。



MPCが販売したレイダース インディアナ・ジョーンズのプラモデル RAIDERS OF THE LOST ARK DESERT CHASE ACTION SCENE も、グリーンアーミーメン様式になっている。

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普通のプラスチック素材を使っていて塗装や加工が出来るが、パーツを包むビニール袋はパッケージ内で固定されていない為、擦れにより未開封でも銃器部分はボキボキに折れている。








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フィギュアのゴム部分が干乾びて、バリバリになってしまった。上の画像のとおり購入時はきれいだったのだが。

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紫外線が当たらない押入れに、約10年間保存していた。湿気が影響したのだろうか。

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ドール本体は、溶けていなかった。ゴムの欠片が表面にこびり付いていた為、布にマイペットを含ませて拭き、次にMr.カラーうすめ液をティッシュに微量含ませて拭いて、綺麗にした。








1970年代、自分が子供だった頃はレゴでよく遊んだ。パーツは適度な量があり、その範囲で様々な立体物を完成させた。ほとんどが無個性でカクカクしているパーツになっていて、品番801に似ている歯車パーツが数個と、建物パーツが数個混ざっていた。幼稚園時代に買い、さらに見本を見ないで好きなように組み立てた為、細かな状況は思い出せない。さらに自分が親に欲しいと言ったかどうかも、思い出せない。例外として、小学1年生の時に買い足した品番692かそれに近い品は、親に欲しいと言って買ってもらったことを記憶している。

見本を見ないで、試行錯誤しながら何かを組み立てる様子は、遊ぶというよりも、ストレスな作業をしているようにイメージするかもしれない。しかし昭和の時代は物が溢れていないこと、そしてテレビは面白くないこと、等々、油断するとボーっとするしかない状況だった為、こうした遊びをすることに迷いはなかった。大人も同様に、地味な作業をする手工芸を地味とは思わずに、楽しむ雰囲気があった。手作り教室が繁栄した時代だった。

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ところで現在のレゴは、プラモデルやジグソーパズルのように、あるカタチに組み立てることを第1の目標にしている品がメインになっている。パーツの中には、あるカタチを成立させる為に、特殊な角度があり、ツルっとしている曲面がある。版権キャラクターに特徴的なパーツを使うことは理解出来るが、オリジナルシリーズも凄いことになっている。CITYシリーズはレゴには見えないのだが、プレイモービルに対抗する玩具をメーカーは模索したのだろうか。

自分が体験した1970年代のレゴとは、明らかに商品の思想が違う。昔のレゴも乗り物や建築物を販売していたが、ほとんどが無個性なカクカクしているパーツで構成していて、性質は基本セットと同じだった。

しかし視点をガッチャンコ!!と変えて見ると、あるカタチに組み立てることを第1の目標にしている品は、これはこれで洗練されていて、良いデザインだと感じた。

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あるカタチに組み立てることを第1の目標にしている品のパッケージには迫力があり、高級感があり、分かりやすく、よく売れそうな雰囲気がある。小売業視点では、こうした商品のほうがストレスがない。



子供にレゴを与える場合は、何を買えば良いのか?、と自分に質問があれば、自身の体験と考えから、下記のように説明する。
  • 現在販売している、あるカタチに組み立てることを第1の目標にしている品は、プラモデル玩具として考える。そして無個性なパーツセットは、粘土として考える。この2種は、分けて考える。
  • 完成品で激しく遊ぶ目的がある場合は、あるカタチに組み立てることを第1の目標にしている品を薦める。例えば飛行機は機体がガッシリしていて、パーツは少ない為、手に持っている時に重みでポッキリと分解することはなさそうな感じがある。
  • 高度な事務作業に対応出来る能力、あるルールや慣習に沿う行動を望むならば、あるカタチに組み立てることを第1の目標にしている品を薦める。CITYシリーズではなく、例えば、クリエイターの大きな建築物は、パーツが多く良さそうな感じがある。しかしエッフェル塔フォルクスワーゲンビートルのような巨大で高額な品は、子供は単調な組み立てに飽きて、放り出してしまうことが考えられる。レゴ直営店のスタッフも、エッフェル塔の組み立ては大変だったと言っていた。モンスターファイターのホーンテッドハウスは14歳以上という表示があるが、低学年にも良いと考えている。雰囲気が良く、自分も欲しい。
  • 作家関連になりそうな雰囲気があるなら、無個性なパーツセットを薦める。自由に組み立てさせて、自由に遊ばせる。組み立てる立体物が、無意味に見える物であっても、親は注意はしない、短期で結果を求めない、他の子供との比較をしない、他の子供との競争意識は持たない。もし、親に導く能力があるなら、適度にタイミング良く導いて様子を見る。あるカタチに組み立てることを第1の目標にしている品、つまりプロによるデザインを体験させてから、無個性なパーツを買い足して、アレンジを教える方法もあるが、メーカーが提案していることを基準にしてしまい、頑固に拘ってしまうこともあるのでは、特徴的なパーツに振り回されてしまうのでは、とも考えている。その為、子供には最初の段階から、無個性なパーツを与える。








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