デザインの勘所

ビキニトップ

闘技場等で短時間のみ着ける設定ならば、参考1 参考2 参考3 参考4 参考5 参考6 参考7 参考8 参考9 参考10 のように素肌の上に直接着けても問題は無い。しかし長時間着ける設定ならば、バストを包むカップの裏側に布を着けるか、スポーツブラ等を着けて、その上からアーマーを着ける2重方式にする。

暖かい季節にプレートアーマーを着ける場合で、時代設定が現代ならば、カップの目立たない箇所に通風用の小さな穴を開ける。

ズレを防ぐ為、ショルダーストラップを付ける。フェンシングや格闘技で使われているチェストプロテクターは、ショルダーストラップがある。

戦闘用ビキニという点から、サイドベルトとショルダーストラップは千切れない材質にする。幅は太めのほうが戦闘用に見えるが、その場合は背中でどのように継ぎ合わせるかが問題になる。


デザインで困ってしまった場合は基本に戻り、実際にあるブラジャーを参考にする。

ビキニアーマーのビキニトップのデザインを見れば、描いた人が女性のバストを理解しているか、豊胸手術をしていないCカップ以上のバストに触れたことがあるか、ブラジャーを観察したことがあるか等々が読み取れる。女性のバストを彫刻のような固形物として解釈している人は、女性の体を知らないことが考えられる。


ビキニボトム

硬い材質で作られたビキニボトムは実用的ではなく、さらにアーマーにする意味は無い。足の動きを妨げないように 参考1 参考2 参考3 参考4 のようにする方法もあるが、それならば普通のビキニボトムを着けるほうが良いということになる。

前側プレートアーマーは、歩けば股周辺の皮膚が痛むことが考えられる。腰の周囲を防御する場合は、腰のベルトの側面にプレートアーマーを着けたり、スカートに板状のパーツを重ね合わせてスケイルアーマーにすれば、歩行時に邪魔にならない。ビキニボトムの股の部分を他者に見られないようにする目的や装飾する目的がある場合は、風があってもバサバサし難い短めのチェーンメイル等を腰のベルトに固定する。

剣の鞘が必要な場合は、参考1 参考2 のように、腰のベルトに固定する。


ビキニアーマーの種類

プレートアーマー

2014年の QUEEN SONJA TRADE PAPERBACKS 第6号に登場するレッドソニアが着けているビキニトップは、金属板を加工するプレートアーマーになっている。
メモ 表面に複雑な凹凸がある場合は、鋳造していることも考えられる。

左右のカップが一体になっているSYMINGTON ブラジャー型は、防御力はビキニアーマーの中では最高レベルになる。


スケイルアーマー

1974年の THE SAVAGE SWORD OF CONAN に登場するレッドソニアは、スケイルアーマーになっている。


スケイルアーマーは、布や革やチェインメイルを下地にして、硬い板を魚の鱗のように重ね合わせる。

防御力は、中級レベルになる。肉が奥深く傷付くことは防げるかもしれないが、1つ1つのパーツが小さな場合は柔軟性があり、衝撃は体に伝わってしまう。現実の女性格闘家が必要としている条件を満たしていない。


ラメラーアーマー

ラメラーアーマーはパーツのみで組み立て、下地には固定しない。

1975年の RED SONJA SHE-DEVIL WITH A SWORD に登場するレッドソニアは、第1号の表紙ではスケイルアーマーに見えるが、第2号の表紙からは硬そうな丸い板パーツを繋ぎ合わせるラメラーアーマーに見える。2011年の RED SONJA BLUE は、ハッキリとラメラーアーマーになっている。

ラメラーアーマーは、1つ1つのパーツを大きくすることで、剣先が肌に触れることを防ぐ。しかしレッドソニアが着けている物は丸いパーツが小さく、パーツとパーツの隙間に剣先が入る確率が高くなっていて、防御力は最低レベルになっている。
メモ デザインの失敗に気づかずに、30年以上も続けていることになる。装飾として着けている設定ならば、問題は無い。


チェインメイル

製作が中止になったハリウッド映画 RED SONJA は、イメージ写真ではチェインメイルを着けている。

チェインメイルは、金属製の小さな輪を連結して鎧にする。防御力は中の下から下級レベルになり、チェインに密度が無い場合は剣先が当たると切れてしまう。チェインの密度を高め、その上にスケイルアーマーのパーツを付けてスケイルアーマーにするか、プレートアーマーの隙間に使うことが望ましい。


チェインメイルのビキニアーマーは、貧相で貧弱な雰囲気がある。