ビキニ姿の女性戦士は、絵画や映像の表現として広がり、定着した。
1987年~1988年にロッテから発売された、ネクロスの要塞チョコのオマケに女性戦士がいる。鉄球を持っている女性戦士は、乳房を包むカップがアーマーになっている。
下記の3点を軸にして、その他の細々とした情報は関連ページにて記載した。
ビキニアーマーの歴史は、シンプルではない。ビキニアーマーに近い表現は1600年代にはあったが、現代のビキニアーマーの表現は、1930年代にパルプマガジンにて発生した変化が起点になっている。
ビキニアーマーという言葉が、ビキニアーマーの定義になる。ビキニアーマーという言葉を用いて何かを企画する場合は、注意が必要になる。
メモ ビキニアーマーという言葉は、用い方が限定される。ビキニという言葉を含まないバストアーマー、オッパイアーマー、チェストプロテクター等の言葉のほうが気軽に用いることができる。 英語はBIKINI ARMORまたはBIKINI ARMOURになる。アメリカ語のARMOR、アメリカ以外で用いられるARMOURのどちらでも良いが、ビキニアーマー女性戦士の表現はアメリカから広まったため、BIKINI ARMORのほうが合う。
メモ 英語圏では、メタルに見えるビキニはMETAL BIKINIやMETAL BRASSIEREやMETAL BRAという言葉も用いられて、大雑把にBOOB PLATEという言葉も用いられる。METALの他に、STEELやIRONも用いられる。
メモ 日本では、ビキニ鎧という言葉も用いられる。
メモ 中国では比基尼鎧甲という言葉が用いられて、大雑把に性感鎧甲という言葉も用いられる。性感は、セクシーを意味する。
普通のビキニを着けて、手足にアーマーを着けている状態はビキニアーマーではなく、ビキニとアーマーになる。
古代の男性が上半身裸の状態で闘っていたことは、各国の遺跡から発見された遺物で分かっている。女性については、1世紀に製作されたローマ帝国の女性グラディエーターの彫刻がある。女性グラディエーターは男性グラディエーターと同様に、上半身裸の状態で闘っていた可能性がある。
メモ 女性グラディエーターが上半身裸の状態で闘っていたとする学説は、2011年に発表された。
しかし女性は、上半身裸の状態で格闘すると乳房に問題が生じる。
闘技場主催者や興行師は、女性グラディエーターが良いコンディションで多くの試合に出場できるよう、女性グラディエーターから要望を聞き、ビキニアーマーを開発する可能性はある。
メモ 1世紀~2世紀に製作された戦っている女性グラディエーターの彫刻のほうでは、サラシを着けていたと解釈されることがある。
メモ 紀元前6世紀の古代イタリアPICENUMにて、KARDIOPHYLAXという男性用の胸部用ブレートアーマーが用いられた。
メモ 女性グラディエーターが少数しかいなくて、しかも人気があったならば、致命傷を負わせる試合や殺し合いはもったいない。対人試合は、木刀等で殴り合っていた可能性がある。木刀は、ヘルメットの上から叩いても衝撃が伝わり、ノックアウトは可能になる。
メモ 2004年のペプシコーラCMにある、観客視点。ビキニ効果で女性がいることが明確に分かる。
メモ 2004年のペプシコーラCMに似ている表現として、ROGER WILLIAM CORMANがプロデュースした1974年の映画THE ARENAや、1985年の映画BARBARIAN QUEENがある。
ビキニは、ブラジャーをアレンジして普及した。
1900年代、フェティッシュな表現の1つとしてスパンキングがあり、1920年代から写真作品が増えた。下着姿の支配者役、上半身裸の支配者役がムチやヘアブラシを用いてヤラレ役をペシペシと叩くエッチな表現は、アメリカの各出版社の関心を引いた。パルプマガジンと呼称されている小説雑誌の表紙にて、スパンキングの雰囲気がある絵画が多数掲載された。
メモ 日本ではフェティッシュという言葉は一般的ではなく、広い意味を持つフェチという言葉が用いられる。fetish → feti → フェチ。
メモ フェティッシュ文化では、支配者役の女性がヤラレ役の男性を叩く表現はレアで、ほとんどが支配者役の女性がヤラレ役の女性を叩く表現になっている。支配者役の女性がヤラレ役の男性を叩く表現は、猿の惑星的な雰囲気がある。
1930年頃、フランスのパリにて営業していたフェティッシュ専門店のYVA RICHARDが、メタルビキニを撮影して写真を販売した。店の経営者の妻が、スパンキングの支配者を演じた。
メモ 撮影年は分からないが、1928年と1930年の写真に雰囲気が似ている。
ビキニトップは1920年代~1930年代のダンス衣装から着想を得ていて、ボトムは腰のベルトと鎖を繋ぐ金具に南京錠が用いられて貞操帯から着想を得ている。
メモ YVA RICHARDはフランスにあった店のため、カタカナにするとイヴァ・リシャールになる。YVAの部分は、店の経営者の妻、NATIVA RICHARDのNAT IVAから着想を得たらしい。
メモ 写真はフェティッシュ文化から発信されたため、いくつかの解釈ができる。ヤラレ役をムチで叩きつつ、支配者役も自身の胸と股をメタルで拘束して、喜びを得ている。または、究極の支配者を意味している。演出を変えれば、ヤラレ役にすることもできる。
メモ フェティッシュ文化の性質上、個人が密かにオーダーメイドして、密かに女性にコスプレさせて楽しみ、密かに作品を処分した可能性がある。写真は、フェティッシュ文化から発信された最も古いメタルビキニかどうかは分からない。1900年頃にもメタルのコルセットが撮影されていて、コスプレ文化があったことが分かる。
メモ 1994年にEDITIONS ASTARTÉから出版された写真集YVA RICHARDは、メタルビキニは1点しか収録されていない。未収録の写真 1、2、3、4、5、6、7。
メモ インターネットオークションのイーベイにて、1920年代~1930年代にYVA RICHARDから販売されたポストカードサイズの写真を見ることができる。
フランスの美術館には、奇妙なアーマーを描いた絵画が幾つもある。アニメを観てコスプレをする人がいるのと同様に、古い絵画を観てフェティッシュ文化にアーマーの雰囲気を取り入れた可能性もある。
1950年代にアメリカの映像作家IRVING KLAWが公開した短編フィルムSECOND INITIATION OF THE SORORITY GIRLとMANACLED SLAVE MAIDENにて、メタルビキニを着けたヤラレ役が出演した。SECOND INITIATION OF THE SORORITY GIRLでは、スター的な存在だったBETTIE PAGEが支配者を演じた。さらにBETTIE PAGEが同じメタルビキニを着けた写真、IRVING KLAWと記念撮影した写真がある。
1920年代~1930年代のダンス衣装は、ぱっと見にはメタルに見えるが、布の上にギッシリと装飾していてメタルではない。
メモ MARGARET BRUNDAGEが描いたORIENTAL STORIES 1932年SUMMER号のビキニトップは表面に凹凸があり、ダンス衣装から着想を得た可能性がある。CURTIS CHARLES SENFが描いたWEIRD TALES 1928年4月号も、フランスのアダルト雑誌PARIS PLAISIRS 1924年24号やPARIS PLAISIRS 1923年8号等にて掲載されたダンス衣装から着想を得た可能性がある。
メモ 1955年の映画LAND OF THE PHARAOHSにて用いられたNELLIFERのビキニトップと、1962年の映画ソドムとゴモラにて用いられたORPHEAのビキニトップは、ぱっと見にはメタルに見える。しかし、メタリックな布の上から装飾した可能性がある。
パルプマガジンと呼称されているアメリカの小説雑誌、そしてコミック雑誌にて、硬そうなビキニトップが描かれている絵画が多数掲載された。硬そうなビキニトップは1920年代~1930年代のダンス衣装から着想を得た可能性があり、そしてWEIRD TALESはフランスのフェティッシュ文化から着想を得た可能性がある。
メモ SUPER SCIENCE AND FANTASTIC STORIESは、カナダの出版社がカナダにて販売した。
メモ 表紙にて掲載されたキャラクターが、作品中に登場しないことがある。JUNGLE COMICSは全体の雰囲気から、上の一例に入れた。
HARRY LEMON PARKHURSTが描いたSPICY-ADVENTURE STORIES 1936年12月号の絵画は、硬そうなビキニトップと槍が描かれていて、ビキニアーマーという言葉に合う雰囲気になっている。ただしビキニトップの表面には模様があり、さらにサイドベルトとショルダーストラップは戦闘服としては細く、1920年代~1930年代のダンサーがワニと戦っているようにも見える。
PLANET STORIES 1939年11月WINTER号にて掲載された小説THE GOLDEN AMAZONS OF VENUSにて、女性達が臆することなく戦っている絵画が掲載された。硬そうなビキニトップが描かれていて、ビキニアーマーという言葉に合う雰囲気になっている。ビキニトップにはリベット凸表現があり、フランスのメタルビキニや、フランスのモン・サン・ミシェルにあるジャンヌ・ダルクの像に雰囲気が似ている。ヘルメットは、反乱軍を指揮してローマ帝国と闘ったブーディカに、なんとなく似ている。
メモ 白黒絵画の作者名は、雑誌を見ても分からない。表紙はSTANLEY ALBERT DRAKEが描いたが、ビキニトップのデザインは白黒絵画とは異なる。
メモ 1939年9月にドイツとソ連がポーランドに侵攻して、第2次世界大戦が始まった。
メモ HERCULES THE LEGENDARY JOURNEYSシーズン3の第43話にて、雰囲気が似ているシーンがある。ビキニ女性団は、1995年シーズン2の第20話THE MOTHER OF All MONSTERSと、1996年シーズン3の第43話MONSTER CHILD IN THE PROMISED LANDにて登場する。
PLANET STORIES 1939年11月WINTER号以降、しっかりとビキニアーマー女性戦士になっている絵画が掲載されるようになった。
ローマ神話のMINERVAとギリシャ神話のATHENAをテーマにした絵画は多数あり、その中にバストに丸みがあるチェストプロテクターが描かれている作品がある。
1913年にアメリカ合衆国財務省前にて、女性の参政権を求めたデモがあった。コスプレをした女性は、WILHELM RICHARD WAGNERが製作したオペラヴァルキューレから着想を得た可能性がある。
メモ 1980年の映画宇宙の7人にて、ヴァルキューレから着想を得たセント・エクスミンが登場する。映像では赤いレオタードの上に装飾があるデザインになっているが、ポスターではビキニアーマー的に描かれている。
メモ オペラヴァルキューレは、日本ではワルキューレ、英語ではヴァルキリーと呼称されている。
メモ オペラヴァルキューレの衣装デザインは、DANIEL NIKLAUS CHODOWIECKIが描いた絵画等から着想を得た可能性がある。
オペラヴァルキューレの衣装デザインを担当したCARL EMIL DOEPLERの息子EMIL DOEPLERは、1905年にWALKYRIENを描いた。槍を持っている女性の胸は、渦巻きになっている。
メモ 1941年のワンダーウーマン第1話にて描かれているヒッポリタ、THRILLING WONDER STORIES 1945年WINTER号、FANTASTIC ADVENTURES 1948年7月号は、胸が渦巻きになっている。
メモ WALKYRIENは、1818年頃にJOHAN GUSTAF SANDBERGが描いたVALKYRIOR RIDA TILL STRIDENまたは、PETER NICOLAI ARBOが描いた1864年バージョンまたは1869年バージョンのVALKYRIEから着想を得た可能性がある。
ショルダーアーマーは、敵が上から下に振り下ろす剣やナイフ等を防御する意味がある。
AMAZING STORIES 1945年3月号にて掲載された小説I REMEMBER LEMURIA !にて、硬そうなビキニトップ、ショルダーアーマー、ヘルメット、マント、手袋、ブーツが描かれているキャラクターが掲載された。表紙はROBERT GIBSON JONESが描いて、キャラクターの背面が分かる絵画はROBERT FUQUAが描いた。
メモ 1591年頃にBARTHOLOMEUS SPRANGERが描いたMINERVA VICTORIOUS OVER IGNORANCEもヘルメット、マントらしき物、ショルダーアーマーが描かれている。
THRILLING WONDER STORIES 1950年12月号にて、ショルダーアーマーらしき物が描かれているキャラクターが掲載された。EARL KULP BERGEYが描いた。
THE SAVAGE SWORD OF CONAN 1974年8月号にて、レッドソニアが描かれている。ビキニアーマー、ショルダーアーマー、ブーツが描かれていて、ビキニトップは板状のパーツを鱗のように重ね合わせるスケイルアーマーになっている。
メモ COMIXSCENE 1973年7月-8月号NO.5にて、ビキニアーマー姿のレッドソニアの絵画が初掲載された。
メモ レッドソニアのコミックとしての初登場はCONAN THE BARBARIAN 1973年2月号、小説としての初登場はTHE MAGIC CARPET MAGAZINE 1934年1月号。衣装は変化している。
1979年2月28日に発売された週刊少年サンデー1979年3月25日号No.13にて、弁天が描かれているうる星やつらの第8話が掲載された。ビキニアーマー、ショルダーアーマーらしき物、ブーツが描かれている。
メモ コミック第26巻にて「鉄のビキニ・・・弁天?」という言葉がある。
1981年9月22日に発売された週刊少年ジャンプ1981年10月5日号No.43にて、女性戦士が描かれているドクタースランプの第89話が掲載された。ビキニアーマー、ショルダーアーマー、マント、手袋、ブーツが描かれている。
ビキニアーマーとショルダーアーマーとブーツを組み合わせたデザインは、日本では1984年以降に増えた。1983年の映画スター・ウォーズ ジェダイの帰還にて用いられたLEIA ORGANAのビキニと、マッドマックス2や北斗の拳のショルダーアーマーが影響した可能性がある。
1987年~1988年にロッテから発売された、ネクロスの要塞チョコのオマケに女性戦士がいる。鉄球を持っている女性戦士は、乳房を包むカップがアーマーになっている。
ページの構成
下記の3点を軸にして、その他の細々とした情報は関連ページにて記載した。
- ビキニアーマーの定義。
- 女性戦士に乳房ガードが必要な理由。
- ビキニアーマーの歴史。
ビキニアーマーの歴史は、シンプルではない。ビキニアーマーに近い表現は1600年代にはあったが、現代のビキニアーマーの表現は、1930年代にパルプマガジンにて発生した変化が起点になっている。
ビキニアーマーという言葉が定義
ビキニアーマーという言葉が、ビキニアーマーの定義になる。ビキニアーマーという言葉を用いて何かを企画する場合は、注意が必要になる。
- ビキニは、上下2つの部分からなる女性用の水着を意味する。胸に着ける水着はビキニトップになり、下半身に着ける水着はビキニボトムになる。
メモ ビキニトップを着けて、下半身に水着ではない通常のズボンやスカートを着けている場合でも、ビキニやビキニスタイルという言葉が一般的に用いられる。
- アーマーは、鎧や甲冑や装甲を意味する。鎧や甲冑や装甲は、敵の攻撃から身を守ることを目的にしている。
メモ ビキニアーマーという言葉は、用い方が限定される。ビキニという言葉を含まないバストアーマー、オッパイアーマー、チェストプロテクター等の言葉のほうが気軽に用いることができる。 英語はBIKINI ARMORまたはBIKINI ARMOURになる。アメリカ語のARMOR、アメリカ以外で用いられるARMOURのどちらでも良いが、ビキニアーマー女性戦士の表現はアメリカから広まったため、BIKINI ARMORのほうが合う。
メモ 英語圏では、メタルに見えるビキニはMETAL BIKINIやMETAL BRASSIEREやMETAL BRAという言葉も用いられて、大雑把にBOOB PLATEという言葉も用いられる。METALの他に、STEELやIRONも用いられる。
メモ 日本では、ビキニ鎧という言葉も用いられる。
メモ 中国では比基尼鎧甲という言葉が用いられて、大雑把に性感鎧甲という言葉も用いられる。性感は、セクシーを意味する。
普通のビキニを着けて、手足にアーマーを着けている状態はビキニアーマーではなく、ビキニとアーマーになる。
ビキニアーマーが必要になる理由
古代の男性が上半身裸の状態で闘っていたことは、各国の遺跡から発見された遺物で分かっている。女性については、1世紀に製作されたローマ帝国の女性グラディエーターの彫刻がある。女性グラディエーターは男性グラディエーターと同様に、上半身裸の状態で闘っていた可能性がある。
メモ 女性グラディエーターが上半身裸の状態で闘っていたとする学説は、2011年に発表された。
しかし女性は、上半身裸の状態で格闘すると乳房に問題が生じる。
- 叩かれるとかなりの痛みがある。乳首が何かに擦れるだけでも痛みがある。
- 傷だらけになり、内出血があり、見た目が良くない。女性としては嘆いてしまう。
- 乳房に機能障害が生じる。
- 上下左右に激しい動きが多いと、クーパー靭帯が切れて乳房の垂れが進行してしまう。垂れてしまうと、元には戻らない。
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闘技場主催者や興行師は、女性グラディエーターが良いコンディションで多くの試合に出場できるよう、女性グラディエーターから要望を聞き、ビキニアーマーを開発する可能性はある。
メモ 1世紀~2世紀に製作された戦っている女性グラディエーターの彫刻のほうでは、サラシを着けていたと解釈されることがある。
メモ 紀元前6世紀の古代イタリアPICENUMにて、KARDIOPHYLAXという男性用の胸部用ブレートアーマーが用いられた。
メモ 女性グラディエーターが少数しかいなくて、しかも人気があったならば、致命傷を負わせる試合や殺し合いはもったいない。対人試合は、木刀等で殴り合っていた可能性がある。木刀は、ヘルメットの上から叩いても衝撃が伝わり、ノックアウトは可能になる。
メモ 2004年のペプシコーラCMにある、観客視点。ビキニ効果で女性がいることが明確に分かる。
メモ 2004年のペプシコーラCMに似ている表現として、ROGER WILLIAM CORMANがプロデュースした1974年の映画THE ARENAや、1985年の映画BARBARIAN QUEENがある。
予備知識 ブラジャーの歴史
ビキニは、ブラジャーをアレンジして普及した。
- 古代ギリシア、紀元前450年頃に製作された陶器には、スポーツブラジャーに似ている何かが描かれている。
- 0079年に滅びた、イタリアのナポリにあるポンペイの建築物の壁には、サラシが描かれている。彫刻も1作品ある。
メモ 2014年の映画テルマエ・ロマエIIのエンディングクレジットにて再現されていて、ビキニとして用いられた。
メモ 2004年の映画キング・アーサーにて用いられたGUINEVEREの革ビキニトップは、サラシの絵画から着想を得た可能性がある。 - 1世紀、ローマ帝国にてレザービキニボトムが用いられた。
- 2世紀に製作されたキプロスのレダの家の床には、サラシが描かれている。
- 4世紀に製作されたシチリアのヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレの床には、サラシが描かれている。
- 1400年代、オーストリアにてブラジャーに近い物が用いられた。
- 1880年頃、ヨーロッパにてプッシュアップ効果があるブラジャーが用いられた。
- タヒチアンダンスのココナッツビキニは原始人的だが、歴史は浅い。誰かが発案して、周囲の島に広まった。衝撃には弱いが、紐との接合部はダンスの振動には耐える。
- 第2次世界大戦中のアメリカにて、女性の工事労働者用としてSAF-T-BRAが製造された。プラスチック製で、上衣の下に着ける。さらに1943年の写真には、別の形が確認できる。
- 現在、スポーツ用品メーカーの数社から女性用のチェストプロテクターが製造されていて、フェンシングや立ち技系格闘技に用いられている。プラスチック製で、上衣の下に着ける。
予備知識 西洋のフェティッシュ文化
1900年代、フェティッシュな表現の1つとしてスパンキングがあり、1920年代から写真作品が増えた。下着姿の支配者役、上半身裸の支配者役がムチやヘアブラシを用いてヤラレ役をペシペシと叩くエッチな表現は、アメリカの各出版社の関心を引いた。パルプマガジンと呼称されている小説雑誌の表紙にて、スパンキングの雰囲気がある絵画が多数掲載された。
メモ 日本ではフェティッシュという言葉は一般的ではなく、広い意味を持つフェチという言葉が用いられる。fetish → feti → フェチ。
メモ フェティッシュ文化では、支配者役の女性がヤラレ役の男性を叩く表現はレアで、ほとんどが支配者役の女性がヤラレ役の女性を叩く表現になっている。支配者役の女性がヤラレ役の男性を叩く表現は、猿の惑星的な雰囲気がある。
1930年頃、フランスのパリにて営業していたフェティッシュ専門店のYVA RICHARDが、メタルビキニを撮影して写真を販売した。店の経営者の妻が、スパンキングの支配者を演じた。
メモ 撮影年は分からないが、1928年と1930年の写真に雰囲気が似ている。
ビキニトップは1920年代~1930年代のダンス衣装から着想を得ていて、ボトムは腰のベルトと鎖を繋ぐ金具に南京錠が用いられて貞操帯から着想を得ている。
メモ YVA RICHARDはフランスにあった店のため、カタカナにするとイヴァ・リシャールになる。YVAの部分は、店の経営者の妻、NATIVA RICHARDのNAT IVAから着想を得たらしい。
メモ 写真はフェティッシュ文化から発信されたため、いくつかの解釈ができる。ヤラレ役をムチで叩きつつ、支配者役も自身の胸と股をメタルで拘束して、喜びを得ている。または、究極の支配者を意味している。演出を変えれば、ヤラレ役にすることもできる。
メモ フェティッシュ文化の性質上、個人が密かにオーダーメイドして、密かに女性にコスプレさせて楽しみ、密かに作品を処分した可能性がある。写真は、フェティッシュ文化から発信された最も古いメタルビキニかどうかは分からない。1900年頃にもメタルのコルセットが撮影されていて、コスプレ文化があったことが分かる。
メモ 1994年にEDITIONS ASTARTÉから出版された写真集YVA RICHARDは、メタルビキニは1点しか収録されていない。未収録の写真 1、2、3、4、5、6、7。
メモ インターネットオークションのイーベイにて、1920年代~1930年代にYVA RICHARDから販売されたポストカードサイズの写真を見ることができる。
フランスの美術館には、奇妙なアーマーを描いた絵画が幾つもある。アニメを観てコスプレをする人がいるのと同様に、古い絵画を観てフェティッシュ文化にアーマーの雰囲気を取り入れた可能性もある。
- ANDREA MANTEGNAが1502年に描いたMINERVA EXPELLING THE VICES FROM THE GARDEN OF VIRTUEは、ルーヴル美術館にある。
- RENÉ-ANTOINE HOUASSEが1706年に描いたMINERVA AND THE TRIUMPH OF JUPITERと1689年に描いたTHE DISPUTE OF MINERVA AND NEPTUNEは、ヴェルサイユ宮殿にある。
- JOSEPH-BENOÎT SUVÉEが1771年に描いたTHE COMBAT OF MARS AND MINERVAは、パレ・デ・ボザール リール宮殿美術館にある。
- WALTER CRANEが1900年に描いたBRITOMARTは、装飾芸術美術館にある。
- モン・サン・ミシェルには、ジャンヌ・ダルクの像がある。そして1874年頃にピラミッド広場にて設置されたジャンヌ・ダルクの像にはビキニをイメージさせるディテールがあり、見る角度によってはビキニに見える。
1950年代にアメリカの映像作家IRVING KLAWが公開した短編フィルムSECOND INITIATION OF THE SORORITY GIRLとMANACLED SLAVE MAIDENにて、メタルビキニを着けたヤラレ役が出演した。SECOND INITIATION OF THE SORORITY GIRLでは、スター的な存在だったBETTIE PAGEが支配者を演じた。さらにBETTIE PAGEが同じメタルビキニを着けた写真、IRVING KLAWと記念撮影した写真がある。
女性キャラクター + 硬そうなビキニトップ
1920年代~1930年代のダンス衣装は、ぱっと見にはメタルに見えるが、布の上にギッシリと装飾していてメタルではない。
メモ MARGARET BRUNDAGEが描いたORIENTAL STORIES 1932年SUMMER号のビキニトップは表面に凹凸があり、ダンス衣装から着想を得た可能性がある。CURTIS CHARLES SENFが描いたWEIRD TALES 1928年4月号も、フランスのアダルト雑誌PARIS PLAISIRS 1924年24号やPARIS PLAISIRS 1923年8号等にて掲載されたダンス衣装から着想を得た可能性がある。
メモ 1955年の映画LAND OF THE PHARAOHSにて用いられたNELLIFERのビキニトップと、1962年の映画ソドムとゴモラにて用いられたORPHEAのビキニトップは、ぱっと見にはメタルに見える。しかし、メタリックな布の上から装飾した可能性がある。
パルプマガジンと呼称されているアメリカの小説雑誌、そしてコミック雑誌にて、硬そうなビキニトップが描かれている絵画が多数掲載された。硬そうなビキニトップは1920年代~1930年代のダンス衣装から着想を得た可能性があり、そしてWEIRD TALESはフランスのフェティッシュ文化から着想を得た可能性がある。
メモ SUPER SCIENCE AND FANTASTIC STORIESは、カナダの出版社がカナダにて販売した。
- MYSTIC MAGAZINE 1931年3月号
- WEIRD TALES 1932年10月号 MARGARET BRUNDAGE作
- WEIRD TALES 1933年9月号 MARGARET BRUNDAGE作 / スパンキング
- WEIRD TALES 1934年2月号 MARGARET BRUNDAGE作
- WEIRD TALES 1934年4月号 MARGARET BRUNDAGE作 / スパンキング
- WEIRD TALES 1934年5月号 MARGARET BRUNDAGE作
- WEIRD TALES 1934年11月号 MARGARET BRUNDAGE作
- WEIRD TALES 1934年12月号 MARGARET BRUNDAGE作 / スパンキング
- WEIRD TALES 1935年2月号 MARGARET BRUNDAGE作 / スパンキング
- SPICY-ADVENTURE STORIES 1935年3月号 HUGH JOSEPH WARD作
- WEIRD TALES 1935年12月号 MARGARET BRUNDAGE作
- SPICY-ADVENTURE STORIES 1936年6月号 HUGH JOSEPH WARD作 / たまたま武器を手にしている雰囲気
- WEIRD TALES 1936年7月号 MARGARET BRUNDAGE作 / たまたま武器を手にしている雰囲気
- MYSTERY ADVENTURE MAGAZINE 1936年7月号 NORMAN BLAINE SAUNDERS作
- SPICY-ADVENTURE STORIES 1937年7月号 FRANK VOLP作
- SPICY-ADVENTURE STORIES 1937年12月号 HUGH JOSEPH WARD作
- ARGOSY 1938年1月8日号 RUDOLPH BELARSKI作 / たまたま武器を手にしている雰囲気
- WEIRD TALES 1938年5月号 MARGARET BRUNDAGE作
- MARVEL SCIENCE STORIES 1938年8月号 NORMAN BLAINE SAUNDERS作
- ARGOSY 1939年1月7日号 RUDOLPH BELARSKI作 / 渦巻き
- FUTURE FICTION 1940年7月号 JOHN WALTER SCOTT作
- FANTASTIC NOVELS 1940年9月号 FRANK RUDOLPH PAUL作
- SPICY-ADVENTURE STORIES 1940年10月号
- SPICY-ADVENTURE STORIES 1940年12月号
- SPICY-ADVENTURE STORIES 1941年12月号 ALLEN GUSTAV ANDERSON作 / たまたま武器を手にしている雰囲気
- SPICY-ADVENTURE STORIES 1942年1月号
- FANTASTIC ADVENTURES 1942年1月号 HAROLD WILLIAM McCAULEY作
- STARTLING STORIES 1943年6月号 EARL KULP BERGEY作
- THRILLING WONDER STORIES 1944年SPRING号 EARL KULP BERGEY作
- PLANET COMICS 1944年7月号 JOE DOOLIN作
- THRILLING WONDER STORIES 1944年FALL号 RUDOLPH BELARSKI作
- STARTLING STORIES 1944年FALL 号 EARL KULP BERGEY作
- THRILLING WONDER STORIES 1945年WINTER号 EARL KULP BERGEY作 / 渦巻き
- SUPER SCIENCE AND FANTASTIC STORIES 1945年2月号
- STARTLING STORIES 1945年SPRING号 EARL KULP BERGEY作
- STARTLING STORIES 1945年FALL号 EARL KULP BERGEY作
- THRILLING WONDER STORIES 1946年WINTER号 EARL KULP BERGEY作
- STARTLING STORIES 1946年FALL号 EARL KULP BERGEY作
- THRILLING WONDER STORIES 1946年FALL号 EARL KULP BERGEY作
- THRILLING WONDER STORIES 1947年6月号 EARL KULP BERGEY作
- JUNGLE COMICS 1948年3月号 JOHN CELARDO作 / 渦巻き スパンキング
- DAGAR DESERT HAWK 1948年4月号 EDMOND GOOD作 / 渦巻き
- STARTLING STORIES 1948年9月号 EARL KULP BERGEY作
- THRILLING WONDER STORIES 1948年10月号 EARL KULP BERGEY作 / 渦巻き
- THRILLING WONDER STORIES 1949年2月号 EARL KULP BERGEY作 / たまたま武器を手にしている雰囲気
- FAMOUS FANTASTIC MYSTERIES 1949年2月号 LAWRENCE STERNE STEVENS作
- FAMOUS FANTASTIC MYSTERIES 1949年4月号 LAWRENCE STERNE STEVENS作
- SUPER SCIENCE STORIES 1949年4月号 LAWRENCE STERNE STEVENS作
- SUPER SCIENCE STORIES 1949年7月号 LAWRENCE STERNE STEVENS作
- FANTASTIC ADVENTURES 1950年1月号 RAMON NAYLOR作
- THRILLING WONDER STORIES 1950年4月号 EARL KULP BERGEY作
- A. MERRITT'S FANTASY MAGAZINE 1950年7月号 NORMAN BLAINE SAUNDERS作
- OUT OF THIS WORLD ADVENTURES 1950年7月号 WILLIAM F. MCWILLIAM作 / 渦巻き
- FUTURE COMBINED WITH SCIENCE FICTION STORIES 1950年7-8月号 EARL KULP BERGEY作
- OUT OF THIS WORLD ADVENTURES 1950年12月号
- AVON SCIENCE FICTION READER NO2 1951年
- FANTASTIC STORY MAGAZINE 1952年11月号 CORNELIUS ANTHONY MURPHY作 / 渦巻き
- PLANET COMICS 1953年FALL号 MAURICE WHITMAN作
メモ 表紙にて掲載されたキャラクターが、作品中に登場しないことがある。JUNGLE COMICSは全体の雰囲気から、上の一例に入れた。
HARRY LEMON PARKHURSTが描いたSPICY-ADVENTURE STORIES 1936年12月号の絵画は、硬そうなビキニトップと槍が描かれていて、ビキニアーマーという言葉に合う雰囲気になっている。ただしビキニトップの表面には模様があり、さらにサイドベルトとショルダーストラップは戦闘服としては細く、1920年代~1930年代のダンサーがワニと戦っているようにも見える。
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PLANET STORIES 1939年11月WINTER号にて掲載された小説THE GOLDEN AMAZONS OF VENUSにて、女性達が臆することなく戦っている絵画が掲載された。硬そうなビキニトップが描かれていて、ビキニアーマーという言葉に合う雰囲気になっている。ビキニトップにはリベット凸表現があり、フランスのメタルビキニや、フランスのモン・サン・ミシェルにあるジャンヌ・ダルクの像に雰囲気が似ている。ヘルメットは、反乱軍を指揮してローマ帝国と闘ったブーディカに、なんとなく似ている。
メモ 白黒絵画の作者名は、雑誌を見ても分からない。表紙はSTANLEY ALBERT DRAKEが描いたが、ビキニトップのデザインは白黒絵画とは異なる。
メモ 1939年9月にドイツとソ連がポーランドに侵攻して、第2次世界大戦が始まった。
メモ HERCULES THE LEGENDARY JOURNEYSシーズン3の第43話にて、雰囲気が似ているシーンがある。ビキニ女性団は、1995年シーズン2の第20話THE MOTHER OF All MONSTERSと、1996年シーズン3の第43話MONSTER CHILD IN THE PROMISED LANDにて登場する。
PLANET STORIES 1939年11月WINTER号以降、しっかりとビキニアーマー女性戦士になっている絵画が掲載されるようになった。
- PLANET COMICS 1940年9月号 CHARLES SOLOMON SULTAN作
- FANTASTIC ADVENTURES 1943年1月号 ROBERT GIBSON JONES作
- PLANET COMICS 1943年9月号 JOE DOOLIN作 / 渦巻き
- AMAZING STORIES 1943年11月号 ROBERT GIBSON JONES作
- PLANET COMICS 1943年11月号 JOE DOOLIN作
- AMAZING STORIES 1945年3月号 ROBERT FUQUA作
- STARTLING STORIES 1946年WINTER号 EARL KULP BERGEY作
- PLANET COMICS 1946年11月号 JOE DOOLIN作
- FANTASTIC ADVENTURES 1947年1月号 ROBERT GIBSON JONES作
- PLANET COMICS 1947年1月号 JOE DOOLIN作
- JUNGLE COMICS 1947年2月号 JOE DOOLIN作
- PLANET COMICS 1947年7月号 JOE DOOLIN作
- FANTASTIC ADVENTURES 1948年7月号 RAMON NAYLOR作 / 渦巻き
- AMAZING STORIES 1949年6月号 ARNOLD LUPO KOHN作
- FANTASTIC ADVENTURES 1950年9月号 ROBERT GIBSON JONES作
- FANTASTIC ADVENTURES 1950年12月号 ROBERT GIBSON JONES作
その他の資料
ローマ神話のMINERVAとギリシャ神話のATHENAをテーマにした絵画は多数あり、その中にバストに丸みがあるチェストプロテクターが描かれている作品がある。
- 1660年にHERMAN BRECKERVELDが描いたMINERVAは、チェストプロテクターとショルダーアーマーが描かれている。盾は、メドゥーサの頭が描かれている。
- 1663年にFERDINAND BOLが描いたMINERVAは、衣服の上にチェストプロテクターとショルダーアーマーが描かれている。チェストプロテクターの中央には、メドゥーサの頭が描かれている。盾は、メドゥーサの頭が描かれている。
- 1675年にTHEODORUS CORNELISZ. VAN DER SCHUERが描いたMINERVAは、衣服の上にチェストプロテクターとショルダーアーマーが描かれている。2000年4月に美術品オークションのクリスティーズにて出品された。
- 1679年にADRIAEN BACKERが描いたMINERVAは、衣服の上にチェストプロテクターが描かれている。
- 1688年~1693年頃にLOUIS LAGUERREが描いたATHENAは、衣服の上にチェストプロテクターとショルダーアーマーが描かれている。盾は、メドゥーサの頭が描かれている。
- 1706年にRENÉ-ANTOINE HOUASSEが描いたMINERVA は、衣服の上にチェストプロテクターが描かれている。盾は、メドゥーサの頭が描かれている。
- 1779年にJOHANN HEINRICH TISCHBEINが描いたMINERVAは、衣服の上にチェストプロテクターが描かれている。チェストプロテクターの中央には、メドゥーサの頭が描かれている。
1913年にアメリカ合衆国財務省前にて、女性の参政権を求めたデモがあった。コスプレをした女性は、WILHELM RICHARD WAGNERが製作したオペラヴァルキューレから着想を得た可能性がある。
メモ 1980年の映画宇宙の7人にて、ヴァルキューレから着想を得たセント・エクスミンが登場する。映像では赤いレオタードの上に装飾があるデザインになっているが、ポスターではビキニアーマー的に描かれている。
メモ オペラヴァルキューレは、日本ではワルキューレ、英語ではヴァルキリーと呼称されている。
メモ オペラヴァルキューレの衣装デザインは、DANIEL NIKLAUS CHODOWIECKIが描いた絵画等から着想を得た可能性がある。
オペラヴァルキューレの衣装デザインを担当したCARL EMIL DOEPLERの息子EMIL DOEPLERは、1905年にWALKYRIENを描いた。槍を持っている女性の胸は、渦巻きになっている。
メモ 1941年のワンダーウーマン第1話にて描かれているヒッポリタ、THRILLING WONDER STORIES 1945年WINTER号、FANTASTIC ADVENTURES 1948年7月号は、胸が渦巻きになっている。
メモ WALKYRIENは、1818年頃にJOHAN GUSTAF SANDBERGが描いたVALKYRIOR RIDA TILL STRIDENまたは、PETER NICOLAI ARBOが描いた1864年バージョンまたは1869年バージョンのVALKYRIEから着想を得た可能性がある。
女性キャラクター + 硬そうなビキニトップ + ショルダーアーマー + ブーツ
ショルダーアーマーは、敵が上から下に振り下ろす剣やナイフ等を防御する意味がある。
AMAZING STORIES 1945年3月号にて掲載された小説I REMEMBER LEMURIA !にて、硬そうなビキニトップ、ショルダーアーマー、ヘルメット、マント、手袋、ブーツが描かれているキャラクターが掲載された。表紙はROBERT GIBSON JONESが描いて、キャラクターの背面が分かる絵画はROBERT FUQUAが描いた。
メモ 1591年頃にBARTHOLOMEUS SPRANGERが描いたMINERVA VICTORIOUS OVER IGNORANCEもヘルメット、マントらしき物、ショルダーアーマーが描かれている。
THRILLING WONDER STORIES 1950年12月号にて、ショルダーアーマーらしき物が描かれているキャラクターが掲載された。EARL KULP BERGEYが描いた。
THE SAVAGE SWORD OF CONAN 1974年8月号にて、レッドソニアが描かれている。ビキニアーマー、ショルダーアーマー、ブーツが描かれていて、ビキニトップは板状のパーツを鱗のように重ね合わせるスケイルアーマーになっている。
メモ COMIXSCENE 1973年7月-8月号NO.5にて、ビキニアーマー姿のレッドソニアの絵画が初掲載された。
メモ レッドソニアのコミックとしての初登場はCONAN THE BARBARIAN 1973年2月号、小説としての初登場はTHE MAGIC CARPET MAGAZINE 1934年1月号。衣装は変化している。
1979年2月28日に発売された週刊少年サンデー1979年3月25日号No.13にて、弁天が描かれているうる星やつらの第8話が掲載された。ビキニアーマー、ショルダーアーマーらしき物、ブーツが描かれている。
メモ コミック第26巻にて「鉄のビキニ・・・弁天?」という言葉がある。
1981年9月22日に発売された週刊少年ジャンプ1981年10月5日号No.43にて、女性戦士が描かれているドクタースランプの第89話が掲載された。ビキニアーマー、ショルダーアーマー、マント、手袋、ブーツが描かれている。
ビキニアーマーとショルダーアーマーとブーツを組み合わせたデザインは、日本では1984年以降に増えた。1983年の映画スター・ウォーズ ジェダイの帰還にて用いられたLEIA ORGANAのビキニと、マッドマックス2や北斗の拳のショルダーアーマーが影響した可能性がある。
- 1983年1月18日に発売された月刊Oh!MZ 1983年2月号の表紙にて、オリジナルキャラクターが掲載された。
- 1983年4月8日に発売された週刊少年チャンピオン1983年4月22日号No.19にて、プラレス3四郎が掲載された。桜姫のバストにビキニアーマーが描かれている。
- 1983年4月15日に発売されたふぁんろーど1983年5月号の表紙にて、オリジナルキャラクターが掲載された。
- 1983年5月30日に発行された模型情報別冊MSバリエーションハンドブック2の裏表紙にて、グフレディが掲載された。
- 1983年10月30日に発売された季刊宇宙船1983年AUTUMN号Vol.16の表紙にて、オリジナルキャラクターが掲載された。
- 1983年12月24日に発売された月刊コロコロコミックスーパー新年増刊号にて、ジャストヒーローが掲載された。タイトルページの女性のバストにビキニアーマーが描かれている。
- 1984年2月26日に発売された、月刊ザ・モーションコミック1984年4月号VOL.6の表紙にて、オリジナルキャラクターが掲載された。
メモ 同誌にて、UNBALANCE ANGEL ユウが掲載された。女性戦士のバストにビキニアーマーが描かれていて、ショルダーアーマーは描かれていない。 - 1984年3月10日に発売された月刊ジ・アニメ1984年4月号の付録ポスターにて、幻夢戦記レダが掲載された。デザインは決定稿とは異なる。
メモ 決定稿には「右 かたあてとむねあての間はつながってまへん」との説明があり、ビキニトップはアーマーとして描いたことが分かる。 - 月刊少年ジャンプ1984年4月号にて、キララQQQの第1話が掲載された。
メモ 第2話にて、「この超合金ビキニもふっとぶぜ!」という言葉がある。 - 1984年7月13日に発売された隔週刊少年ビッグコミック1984年7月27日号No.14にて、ミュウの伝説の第1話が掲載された。
- 1984年10月26日に超力ロボ ガラットの第4話が放送された。パティ・パンプキンのショートタンクトップの上にビキニアーマーらしき物が描かれている。
- 1984年11月にプラモデルメーカーの今井科学からメカニマルZOOが発売された。説明書にて、オリジナルキャラクターが掲載された。
- 1984年11月26日に発売された月刊コミコミ1985年1月号にて、アウトランダーズの第1話が掲載された。
- 1984年11月30日にオリジナルビデオアニメーションSF・超次元伝説ラルが発売された。
- 1984年12月23日に発売された月刊漫画ブリッコ1985年2月号の表紙にて、オリジナルキャラクターが掲載された。
- 1985年2月1日に発行された模型情報1985年2月号の表紙にて、魔法の天使クリィミーマミの森沢優が掲載された。ハイネックビキニになっている。
- 1985年2月12日に発売された週刊少年ジャンプ1985年2月25日号No.11にて、ドラゴンボールの第11話が掲載された。チチのバストにビキニアーマーが描かれている。
メモ 1984年2月28日に発売された月刊ウィングス1984年4月号の表紙にて掲載されたオリジナルキャラクターは、チチに雰囲気が似ている。 - 1985年3月1日にオリジナルビデオアニメーションの幻夢戦記レダが発売された。