峰岸から発売されたボードアンカーのMA-1evoは、硬質ではない普通の石膏ボードには使えない。石膏ボードに穴を設けて、ボードアンカーの爪が石膏ボードに埋まるまで差し込み、傘を開くためにネジを回すと、ボードアンカーも一緒に回ってしまう。
ボードアンカーに付いている2枚の小さな爪が全く機能しない。2枚の小さな爪が石膏ボードを削り取り、大きな穴があいてしまう。
穴の補修は、セメントが使える。
- 不要な容器にセメントの粉を入れて、水を入れて掻き混ぜる。
- ドロドロ状のセメントを筆に付けて、石膏ボードの穴の断面に染み込ませるように塗る。
- セメントの粉を適度に追加してよく練り、柔らかい粘土くらいの固さにする。
- 穴にセメントを入れて、ギュッと指で押す。
- さらにセメントを重ねて、少し盛り上げる。
- セメントが柔らかいうちに細い棒で穴を設ける。
- ネジを外したボードアンカーをセメントに入れて、ギュッと押す。
- はみ出たセメントは、水を含ませたティッシュやペーパータオルで拭く。
- 1週間くらい放置する。
- セメントが完全に硬化後、ネジを入れてゆっくりと回して傘を開く。