急性肝炎は、A型~E型に当てはまらないことがある。肝臓に針を刺して極少量の組織を採取する超音波ガイド下肝生検を行っても、原因は解明できなかった。

発症1か月前
  • 健康診断は、問題は無かった。

発症1日目
  • 熱は37度台。
  • この日のみ、鼻水がドバドバと出た。
  • 喉の痛み、頭痛、吐き気は無かった。

発症2日目
  • 熱は38度台。
  • 鼻水、喉の痛み、頭痛、吐き気は無かった。
  • 睡眠障害になり、普通に寝れるようになるのは21日後だった。インフルエンザと同じく横になって寝るのが苦しくなり、さらに何度も起きて排尿の為にトイレに行った。
  • 便秘になった。

発症3日目
  • この日のみ、熱は39.4度。

発症6日目
  • 病院Aの医師は風邪と判断した。
  • 目や肌が黄色くなる黄疸は発生しなかった。
  • 味が濃い物を食べるとストレスを感じた。

発症7日目
  • 深刻な食欲不振になった。元の状態に戻ったのは3週間後だった。
  • 熱は、朝は一時的に36度台、昼に37度台、午後に38度台。このパターンが12日間続いた。

発症11日目
  • 病院Bの医師は血液検査を行い、A型~E型に当てはまらない急性肝炎だと判断した。
  • 黄疸は、目がやや黄色い程度だった。
  • 薬は服用せず、ソルデム3A輸液にシーパラ注を混合した点滴で対処した。

intravenous therapy02


発症13日目
  • 黄疸により目が黄色になり、視力が少し落ちた。肌は黄色にはならず、尿は茶色系にはならなかった。

発症17日目
  • 歩行が苦しくなり、走ることが全くできなかった。
  • 尿が出難くなった。
  • 顔と手足を除く全身に発疹が出始めた。

発症19日目
  • 熱は36度~37度台。
  • この日のみ、尿意があっても尿は少量しか出なかった。

発症20日目
  • 顔と手足を除く全身に発疹が広がり、背中は発疹が繋がり肌が全体的に赤くなった。発疹の原因は分からず、後日、麻疹でもないことが検査で分かった。部分的に痒かったが、茶毒蛾のような強烈な痒みではなかった。各所の痒みがストレスになる場合はアレルギー鼻炎に使用するオロバタジン塩酸塩OD錠を服用して、塗り薬のデルモベート軟膏も使用した。オロバタジン塩酸塩OD錠は痒みに効いたが、アレルギー鼻炎&睡眠薬として使用するジフェンヒドラミン塩酸塩と同じく、眠くなった。デルモベート軟膏は、痒みに少し効いた。市販のかゆみ止め薬は、この発疹には全く効かなかった。

発症21日目
  • 医師Cが超音波ガイド下肝生検を行った。しかし、急性肝炎になった原因は解明できなかった。

発症30日目
  • 体が以前の状態に少しずつ戻り、黄疸は薄くなり、発疹は薄くなった。歩行はまだ苦しかったが、スーパーマーケットでの買い物はカートで体を支えれば可能だった。

発症50日目
  • 視力は戻った。
  • 短い距離ならば、走ることは可能になった。