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ハゼノキによく似ている植物があるのだが、インターネットで調べても名称が分からない。櫨の改良種だろうか。

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幹の直径は6cmくらいあり、これより太く成長する様子はなく、実は発生しない。切ると断面は白いが、数週間後に黒い樹液が断面の縁に出てくる。

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小葉は、交互につく互生と、2枚が対になる対生がある。厚みがなくて柔らかく、両面ともに無毛で、裏側は普通の緑色、秋に紅葉して、落葉する。

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葉軸と葉柄は赤く、毒があることを示している

このハゼノキによく似ている植物を切り、その断面を素手で触れると黒い液が付着して、洗っても2日間は落ちない。黒い液が肌に付着すると、悲惨なことになる。触れてから2日目に目立つ発疹が腕、腕の付け根とその周囲に発生する。発疹が治ってきても、他の部位に新しい発疹が発生して、それを繰り返して3週間目で静かになる。何故か、手には発疹は発生しない。
メモ 木や根の断面をガッツリと触れても、水疱が発生する重症にはならない。
メモ ウルシ系を伐採する場合はボロい長袖シャツを着て、手にビニール袋を着けて、作業終了後に処分が良い。

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ウルシ系の植物を原因とする発疹は、数日で治ることはない。皮膚科に行き、メサデルム軟膏0.1%を入手する。
メモ 市販の痒み止め薬は、効かない。ステロイド薬がすぐに手に入らない場合は、患部を適時冷やす。
メモ 体内に入った毒成分を消す薬は、2016年の時点では存在しないらしい。

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普通のハゼノキは、ホームセンターで販売している。毒に関しての注意書きは無いので、被害者が出ないか心配になる。
メモ ヤフオクにツタウルシの種が出品されることがあるが、購入して公園やマンションの共用部分等に植えると、テロ行為になる。危険な植物なので、植えないこと。