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昭和期に販売された小さな恐竜プラモデルは、どれも安っぽい雰囲気があり、全く興味がもてなかった。しかし不思議なことに時が経てば昭和レトロとして、楽しめるようになった。組み立てると魅力が失せる為、未開封の状態で見て楽しむようにしている。

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1980年代後半期には、海洋堂が小さな恐竜レジンキットを販売した。海洋堂の渋谷第一ギャラリーで販売されたキットを見て、プラモデルの時代は終わったな、等と考えた。

ところが、ハセガワが1997年に販売した小さめサイズの恐竜プラモデルを最近知り、その出来の良さに驚いた。プテラノドンの腹と太股部分は、鳥の丸焼きをイメージさせる柔らかそうな丸みがあった。

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ハセガワが販売したプラモデルと、海洋堂が販売したレジンキットは、企画が似ていた。販売価格から各恐竜のサイズが決められていて、そして偶然の一致なのか、サイズも同じようになっていた。

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ところで、ハセガワが販売したティラノサウルスは、実はティラノサウルスではない。パッケージに掲載されている完成写真を見ての通り、アロサウルスになっている。アメリカの玩具メーカーHASBROも、映画ロストワールド ジュラシック・パーク商品として、1997年にアロサウルスのフィギュア DINO-DAMAGE MEDICAL CENTER WITH BATTLE-RAVAGED ALLOSAURUS AND REJUVENATION LAB! を販売した。映画ロストワールド ジュラシック・パークにアロサウルスは登場しないが、企画段階では登場する予定はあったような感じがする。しかし後に登場しないことが分かり、ハセガワはアロサウルスをティラノサウルスとして販売することを決断したような感じがする。

アロサウルスに関連して、アオシマ文化教材社が販売した恐竜メタルキットのエンシェント・モンスターズに、アロサウルスがある。

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アロサウルスは、高さ6.4cm、デイノニクスは高さ4.2cm、サーベルタイガーは高さ2.6cm、スケールは統一していない。トイストーリーに登場するグリーンアーミーメンのような円形ベースが付いていて、裏側には恐竜の名が彫られている。アロサウルスの首部分の捻りは、荒木一成が製作したアロサウルスを参考にしていることが考えられる。

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キットに付いているアンケート葉書の郵便番号は5桁になっていて、1998年以前に販売したことが分かる。デイノニクスは羽毛が無い旧解釈版を造形していて、カプコンが2000年に販売したディノクライシス2のヴェロキラプトル設定画に似ている。2作品とも、1991年に出版された DINOSAUR! を参考にしていることが考えられる。